中等部のご案内

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校長の挨拶

価値ある中・高一貫教育を実践

校長 片桐 知己治

 本校中等部は2007年4月、高校・大学との10年間の一貫教育を実現するために開設しました。子供同士の関わりが少ないと言われる現在、教室配置や高校生との合同学校行事などを通して、相互に姉妹・兄弟関係を築き、明るく充実した学校生活を実現しています。 本校では、すべての教員が学習指導だけでなく、中高の部活動指導や学校行事に参加することで、真の一貫教育を実践しています。また、『いつでも』『どこでも』『どの教員にでも』わからないことを質問できるような体制を整えていることも特長です。

 また受験勉強ではなく、実験や実習を大切にし、しっかりとした学力の上に、論理的に物事を考える力や表現する力をつける、「生徒参加型・問題発見解決型」の授業を展開しています。常に生徒の目線に立った魅力ある授業によって、生徒一人ひとりに確かな学力を身につけさせます。また、中等部の3年間で授業と行事をコラボすることで英語の4技能を向上させることも本校の大きな特徴です。

 2008年度には他に先駆けて、38教室すべてにアクティブボード(電子黒板)を導入し、デジタル教材やネットワークを活用した新しい形態での授業を展開しています。さらに2015年度から650台のタブレットPCを用いて、アクティブラーニングのスタイルを取り入れたICT教育を推進しています。なお2019年度からはBYODによる1人1台のPC環境を実現し、ICT教育をさらに推進していきます。

 つまり本校は、受験テクニックではなく本当の学力がつく進学校です。原則として全員が付属高輪台高校、そして東海大学への進学をめざしながら、多種多様な選択肢の中から進路を選択し、生徒各自の夢と希望を実現できるよう指導しています。

 本校での中等部・高校を通した6年間は、他の中学・高校で学ぶ2つの3年間よりも十分価値あるものです。さらに、本校中等部・高校・大学の10年間一貫教育での、知育に偏らない豊かな人間性と創造性を育む「全人教育」によって、充実感のある素晴らしい人生の基礎がつくられることを確信しています。