高等学校のご案内

現代文明論

文明のあり方を通して自らの生き方を考える。

高校現代文明論は、自らに「人生如何に生きるべきか」と問いかけ、意義ある人生を送るため、多様なものの見方のなかから、正しいものの見方・考え方を確立し、人道主義・人格主義に基づいた思考を培うことを目的とした教科です。

学習のしかた

1年生で1単位(週1時間)を、各クラス担任が担当します。副校長による前・後期各1回のクラス巡回授業もあります。

年間テーマ

年間のテーマは、SSH活動と連携して「科学技術とモラル」とし、このテーマに従い
①「科学技術と経済活動におけるモラル」として「知的財産権」②「科学技術と人類のモラル」として「科学文明」を小テーマに取り上げる。(この小テーマは変更になることがある)

展開のしかた

年間30回の授業を7ユニット(授業4回程度を1ユニット)に分けて行ないます。

学習のながれ

第1ユニット
創立者の生き方を通して、建学の精神と『高校現代文明論』を学ぶことの意義を理解します。

第2ユニット
「経済活動におけるモラル」としての「知的財産権」の重要性と問題点を理解します。

第3ユニット
「科学技術と人類のモラル」として「科学文明」について考えるためのグループリサーチのテーマを決め、リサーチおよびプレゼンテーションのスキルを学びます。

第4ユニット
グループリサーチの結果をプレゼンテーション(ポスター発表)することにより、「科学文明」についての理解をクラス全体で共有します。

第5ユニット
「科学文明」をテーマとしたアクティブラーニング(「知のサロン」・ディベート)を行う。

第6ユニット
ディベートスキルを身につける

第7ユニット
年間テーマについてのまとめを行い、レポートを作成します