学校紹介

卒業生・保護者からのメッセージ

卒業生メッセージ

豊崎 倫代(2014年度卒業生)

文武両道を実践しています。

私は高輪台で中高6年間を過ごしました。中等部に入学すると同時に柔道を始め、大学でも柔道部に所属し、日々目標を達成するため稽古やトレーニングに取り組んでいます。私は現在、保健体育と国語の教員免許取得を目指しています。在籍する学科のみならず、他学科の授業にも挑んでいけるのは高輪台生活で学んだ文武両道の精神のおかげだと感じています。勉強だけ、部活動だけではなくどちらも全力で行うという習慣は今も身体に沁みついています。今後さらに自分をレベルアップさせ教員になるために、大学院進学を考えています。私はこれからも何事にも全力で取り組んでいきたいと思います。

宮本 愛子(2014年度卒業生)

ハワイでの生活で、人として大きく成長できました。

高校在学中から英語に興味がありHTIC(ハワイ東海インターナショナルカレッジ)に進学しました。授業がすべて英語で行われるのはもちろんですが、何より大変だったのは自分をアピールすることです。日本のようにただ座って授業を受けるのではなく積極的に発言をしていかなければならないことに戸惑いましたが、今ではそれが普通にできるようになりました。また、親元を離れた生活で自立と自律を学ぶことができました。今後は、この経験を活かして海外で活躍できる人間になっていきたいと思っています。

山田 実俊(2008年度卒業生)

SSHでの経験を活かして。

私は高校在学中、SSHクラスに所属していたので、研究所や大学で最先端技術の見学や実験を体験する事ができました。また東海大学付属校が共同で行う学園オリンピックに参加し、大学の先生による楽しい講義や数学をもとにした遊びを教わるなど、普段の授業以外にも多くの学びの機会を得ることができました。現在は東海大学の大学院の博士課程に所属し、数学・統計学の研究をしています。「アンケートデータについて、質問内容とアンケート回答者の年齢や性別などの関係を2次元上の距離や矢印を使って、アンケート結果の要約を表現する可視化」というテーマで、世界にある様々なデータを分かりやすく表現し、可視化ができるように日々研究を続けています。これから高輪台高等学校中等部に入学してくるみなさんも色々なことに挑戦して、多くの人と関わり、充実した高校生活を送ってくれることを期待しています。

保護者メッセージ

笹山 公美さん(2018年度高校卒業 ゆうこさんの母)

生徒の可能性を引き出す豊かな教育に感謝しています。

学習と部活動の両立という教育方針に深く共感したことが、進学の決め手になりました。娘はもともと控えめな性格でしたが、在学中にSSHの活動に携わるなかで、自ら考え行動できるようになるなど、その成長には目を見張るものがありました。また、美術部での活動のかたわら、担任の先生からは建学祭のTシャツデザインや卒業文集の表紙の描画をまかされ、得意なことを生かす機会にも恵まれました。さらに、3年間続けた保健委員会では委員長を務めるなど、娘にたくさんの可能性の引き出しを与えてくださった、本学の豊かな教育に心から感謝しています。大学でも自分の夢をかなえるため、その視野を広げつつ、より多くのことを吸収してほしいと願っています。

大石 智恵子さん(2017年度中等部卒業 一葉さんの母)

なりたい自分のために。

小学校の頃、幼稚園の先生になることを夢みていた娘。中学を卒業する頃にはテレビ関係の仕事に憧れ始めています。中学入学と同時に行動範囲が格段に広がり楽しみが増える一方で、様々な壁にぶつかり悩み苦しんだ時期もありました。しかしその時々で友人や先生方から沢山の励ましやご指導をいただきました。特に友人からは、沢山の刺激を受け「テレビ関係の仕事」を夢見たようです。そして夢に向け勉強に対しても自ら目標を定め精一杯努力するようになりました。娘にとって中学生活は大きく成長する大切な時間でした。なりたい自分探しはこれからも続きますが、これまで同様本校の様々な活動、体験を通じ、自ら考え行動できるよう成長して欲しいです。
これまでのご指導に感謝しています。

橋本 栄里さん(2016年度中等部卒業 恭佑くんの母)

頼もしい息子の姿に成長を実感します。

息子は小学校でチューバを吹いており、テレビで本校の吹奏楽部の演奏を観て、入学を決めました。希望通り吹奏楽部に所属し練習に明け暮れた中学生活でしたが、演奏を通して息子の成長ぶりが間近に感じられました。家では見せない演奏中の真剣な顔、セッティングや片付け時に自ら考えて行動し、声を掛け合いながら仲間と助け合う姿など、学年があがるごとに頼もしさを増す息子。また学業面でも実験や実習などを取り入れ、生活に結びつくよう工夫された授業が多く、「私もこんな授業を受けていたら、もっと勉強が好きになっていただろうな」と羨ましさを覚えるほど。そんな環境を与えてくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

鈴木 規子さん(2016年度中等部卒業 ひなのさん、みなみさんの母)

何事にも積極的に取り組んだ学校生活

双子の娘たちがそろってお世話になりました。先生方はそれぞれの長所を伸ばしながら温かく見守ってくださいましたし、行事ではときに厳しく高いハードルを課しながらも、必ずどこかでスポットライトを浴びる場面を与え、自信をつけさせてくださいました。また部活動でそれぞれ部長、副部長を任され、部員をまとめた経験も二人を成長させてくれたようです。人見知りで引っ込み思案だった娘たちですが、ご近所の方にも笑顔で挨拶できるようになり、いろいろなことに積極的にチャレンジするようになりました。これからも学業はもちろん、部活動、行事などに一生懸命取り組み、それぞれに“なりたい自分”を見つけて欲しいと願っています。

島田 秀子さん(2016年度高校卒業 大雅くんの母)

困難を乗り越えた息子を、とても大きく感じます。

小学校からの夢である甲子園出場をめざして高輪台に入った息子。しかし入学早々の健康診断で心臓疾患が見つかり、野球を続けられなくなりました。目標を失い苦しい時間を過ごす中、担任の先生のアドバイスや、Conversation Loungeでのさまざまな国の先生方と会話、ヤング天城会議への参加などを通して、息子はグローバルな学びに興味を持ったようです。大きな壁にぶつかりながらも将来の方向を一から考え直し、新たな目標を決めてからは、ぶれずに勉強を続けた息子をとても大きく感じます。HTIC(ハワイ東海インターナショナルカレッジ)での生活は、息子の第二のステージの基礎になるはず。一瞬一瞬を大切に、そして楽しく過ごして欲しいと思っています。

加藤 慎二さん(2016年度高校卒業 慶一くんの父)

最後まで投げ出さず頑張る姿に、成長を実感しました。

初めて高輪台を訪れたとき、生徒の明るい挨拶と活発な部活動が印象に残りました。またSSHプログラムを通し、3年間伸び伸びと科学に触れながら過ごせることは、息子の個性になると確信し入学を決めました。予想通り息子は部活動と学業の両立に挑み、バランスの取れた学生生活を送れたと感謝しています。全国大会優勝を果たしたダンス部の練習は厳しく、SSHの実験の準備などが重なるときもありましたが、幼い頃ならイライラし集中できなくなるところを、最後まで投げ出さず頑張る姿に、「成長したな」と感じたこともしばしばでした。大学では高校で得た自由な発想、好奇心、創造力などをバネに、既存概念にとらわれず実りある生活を送って欲しいです。