中等部のご案内

主な教科の特色

熱意ある教員×特色ある授業。分かりやすい授業、生徒が積極的に参加できるアクティブラーニングを意識した授業を実践。授業評価アンケートなど、教員の質の向上にも取り組んでいます。

国語

基礎学力から発想力、教養までを学び、生きる力と、心を育む。
成長すると30m以上にもなる欅の木。国語科では、この欅の木のように将来大きく飛躍する生徒を育てることを教育目標としています。基礎的・基本的な内容の反復により木の根=学力の基盤を固め、さまざまな教材を用いて多方面から考えさせることで、太くてしなやかな幹=発想力・想像力を育成。さらに美しいもの、輝くもの、感動するもの、涙を流すものなど、心に響く文章を雨が降り注ぐように与え、たくさんの枝葉=教養を育みます。 こうした指導により、学問的なレベルを向上させるのはもちろん、国語を通じて生きる力と、人として最も大切な「心」を育む教育を追究します。

社会

ひとつのモノを手がかりに、世界につながる授業を展開する。
社会科では教科書だけでなく、世界各国の差物、遠い昔の人々が使った道具、実際に経済社会で使われている製品など、さまざまなモノを授業に用いて、モノを手がかりに世界を意識する授業を展開します。それにより生徒一人ひとりに、今までとは違う世界を見出させることを目標としています。さらに地理では世界旅行のプランを立ててみたり、歴史では実際の出来事をドラマで再現したり、公民では裁判員の立場に立って判決を考えたりします。やみくもに知識を暗記するのではなく、学んだ知識をどう使っていくか、自分の生活や社会の中でどう役立てていくかを考える授業を実践します。

数学

生徒参加型の授業でわかる喜びを共有する。
数学科では、次の2つに重点をおいた授業を展開しています。1つ目は生徒参加型の授業。ただじっと静かに先生の話を聞き、黒板を写すだけの授業はここにはありません。「なぜだろう?どうしてかな?」という積極的な質問、発言は大歓迎です。みんなでとことん疑間をぶつけ合い、わかる喜び、解ける喜びを全員で共有します。2つ目は、TT(チームティーチング)の実施。基礎的な知識の習得と技能の習熟を図りながら、生徒の理解度にあわせた進度できめ細やかな指導を行っています。それによって高校、さらには大学進学後にも必要な数学の基礎を、徹底的に身につけていきます。

理科

観て、触れて.感じて、考える。科学の不思議・楽しきを体験。
理料の学習で最も重要なのは、自然現象を観察し、そこから自分自身の考えを導き出すことです。中等部の理科では、実験実習をできるだけ多く取り入れ、興味や不思議さをたくさん感じる中で「どうしてなのだろう…」という探究力を養います。さらに自らの考えを文章にまとめ、発表することにも力をいれており、生徒同士が互いに刺激し合いながら主体的に学べるよう配慮しています。また、併設高校は文部科学省からSSH(スーバーサイエンスハイスクール)の指定を受けており、中等部でも高校との連携により、最先端の科学技術にふれながら特徴のある理科教育を行っています。

英語

英語の基礎を身につけ、使うことで『自信』を養う。
英語料の授業は2種類あります。必須教科の「外国語(英語)」では、文字や文法だけにとらわれない英語の『音』を大切にする授業を実施。TT(チームティーチング)により、英語に必要な4技能(Speaking, Listening, Reading, Wrtting)をフル活用した授業展開で、基礎からじっくり楽しく学習します。また、週に1回、ネイティブを交えた授業ではクラスを2つに分け、1クラス(約20人)をネイティブ・日本人英語教員の2人で担当。
“Mistakes are OK!!”という和やかな雰囲気の中、普段の授業で学習した単語や表現をリサイクルすることで、基礎知識のさらなる定着と英語を話す『自信』を養います。

保健体育

疾走する、飛翔する、思考保健体育。
本校の保健体育教員は、専門種目でさまざまな実績を上げているプロフェッショナルばかり。授業では、チームティーチングを取り入れ、走る・跳ぶ・投げる・捕るという基本動作を細かく指導します。また教員や技術の高い生徒をモデルとして観察し、なぜ上手にできるのかを考えさせ、自分で上達する道を見つける授業を展開。さらに個人で目標を設定し、目標を達成したらスタンプを押すことにより、自分で考え、自らが進んで参加する授業を実践します。さいたま新都心にある総合グラウンドでの体育移動授業、東海大学湘南校舎での水泳実習も実施しています。

音楽・美術

知的好奇心を刺激しながら、豊かな情操を養う。
嬉しいとき、悲しいとき、怒っているとき…歌には相手に自分の感情を伝えたり、共感を呼ぶ大きな力があります。また一人ひとりが大きな声を出し大勢で歌うと、全員の気持ちが一つになり、大きな感動にもつながります。音楽科では合唱をメインに協調性、一体感を学び、建学祭で行われる合唱祭で多くの人に感動を与えることを目標としています。一方美術では、課題内容に合わせて美術室と教室を使用して授業を行なっています。色彩や有名画家などについて学習する座学での知識の習得と、立体・平面の実装を行い、知的好寄心を刺激しながら美術の基礎能力を楽しく身につけます。

技術・家庭

日常生活が楽しくなる知識・技術を身につける。
技術分野では、授業で設計したものを、道具を使って加工する「ものづくり」を体験。
また実際にコンピュータを使った情報の収集、判断、処理、発信という体験を通して、情報活用技術の習得にも力を入れます。家庭分野では生活の自立と共生をめざし、自分らしい生活を送ることを目標に学びます。自らの家庭生活を取り上げ、活発な意見交換を実施。
また調理、被服、保育等の各テーマでの実習・体験では、実生活で生かしたくなる内容を厳選して取り上げています。いずれの分野でも、学んだ知識、技術を活用して、自分の日常生活をよりよく、楽しいものにすることをめざします。