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【SSH】科学プレゼンテーション

1年SSHクラス生徒対象の「サイエンス基礎」(土曜5時限)では、理科・数学・英語・国語のユニット授業を通じてサイエンスの“作法”を学びます。第4回講座では、中部大学教授・井上徳之先生をお招きしてプレゼンテーション実習を行いました。

今回は「科学のトピックに関する書籍を自分なりにまとめて発表する」という内容でしたが、3年生になったら自分で調査・研究してわかったことを来場者に説明することになります。2年後を見据えて真剣に取り組む生徒の姿が印象的でした。

講座後に実施したアンケートの一部を紹介します。

・「プレゼンテーションの型」を教わったので、何事にもこれを活用して、良いレポート、プレゼンテーションを心がけたいと思いました。また、聞く側はリアクションや質問ができるとさらに良いプレゼンテーションになると思うので、聞く側の時はそれを意識していきたいと思います。

・わたしが特に井上先生の話の中で興味を持ったのは女性の科学者の話でした。わたしは質問することが苦手で、何を聞いたらいいのかわからないことが多かったのですが、先生の話を聞いてそんなつまらないような単純な質問でいいのかと思ってしまいました。また、失敗はいけないと勝手に思っていましたが、「失敗を突き止める」と聞いて失敗してもいい、本番で失敗しなければいいんだと思え、いろいろなことにも挑戦してみようと思えました。

・プレゼンテーション自体は小学校や中学校時代にもやったことがあったし、意識すべきことも少しはわかっているつもりだったけれど、実際に講義を聞いて、プレゼンテーションをしてみて自分に足りないことが分かった。なによりプレゼンテーションで相手にわかりやすく伝えるには自分がその事柄について詳しく知っていなければできないことから、プレゼンテーションはただ相手に伝えるだけでなく自分の理解を深めることもできると感じた。