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【高】ヨネックス株式会社法務室による知的財産教育を実施

東海大学体育学部および法学部へ進学する予定の3年生を対象とした特別講座において、スポーツ用品の製造・販売を行っているヨネックス株式会社から法務室長ほか2名の講師をお招きして、知的財産に関するワークショップ(体験型講座)を行っていただきました。

始めに特許や商標などの知的財産についてのレクチャーを受けた後、同社の模倣品(粗悪品)対策について教えていただきました。また、実際に流通していたという偽物のラケットやシューズ、ウェアなどを触らせてもらい、本物との違いを確認しました。見た目は本物そっくりで正規品よりも安く売られていることの多い模倣品ですが、破損しやすかったり身体を保護する効果が弱かったりするため、競技パフォーマンスを高めないだけでなく選手生命を縮めるおそれすらあるということが学べました。最後に、代表の生徒数名が正規品と模倣品をそれぞれ試打し、その使用感を比較しました。

終了後のアンケートでは、「商品を開発する際には、機能・性能も大事だけど、安全性も重視したほうが良いと思った」といった感想が多くの生徒から寄せられました。

改めまして、ヨネックス株式会社の皆様に厚く御礼申し上げます。お忙しい中、本校生徒のために授業をしてくださり、ありがとうございました。