在校生・保護者の方

「ベストティーチャー」制選考規約

【2004年05月08日制定】
【2008年05月10日改訂】

1. 導入の意義

質の高い授業を展開する事は、学校にとって存続の生命線であり、保護者・生徒の側から見れば、生徒がより高いレベルで授業を理解することができる事になる。
現在、教員は、それぞれの立場で授業改革を推進させ、年4回の「授業評価アンケート」などで、個々の目標が達成されているかどうか、何が不足しているのかを確認している。
ベストティーチャーの選出は、こうした各教員の授業改革への意欲を側面から応援しようとするもので、表彰により、各教員は意欲を喚起され、教育の現場で評価を前向きに受け止めていく土壌作りになる。また、生徒が行った授業評価アンケートにより、実際の授業の内容が向上する実感を生徒が持てるようになって、さらに授業評価アンケートの質が高まり、授業改革が停滞することなく向上することになる。

2. 選考システム

  • 前期2回の授業評価アンケートのアベレージが上位高校6名・中等部3名の教員(専任、特任、非常勤の区別はしない。ただし、過去3年以内にベストティーチャーとして選ばれた教員は除き、直後の教員を繰り上げとする。)を選抜し、生徒、保護者、教員に発表する。

  • 後期中間試験一週間前までに高校6名・中等部3名の授業を全教員が見学し、授業評価アンケートに答える。

  • 後期中間試験までに高校6名・中等部3名の授業を保護者に見学していただき、授業評価アンケートに回答していただく。特に、一斉公開授業の時には、授業見学のお願いをアピールする。

  • 生徒、保護者、教員の授業評価アンケートの平均をそれぞれ求めて、3つの平均の合計の高かった高校2名・中等部1名をベストティーチャー(タイプA)として発表し、表彰する。また、副賞として(各50,000円)を与える。

  • また、上記高校2名・中等部1名のベストティーチャー(タイプA)とは別に、後期中間までの3回の「生徒による授業評価アンケート」で、最も成長度の高かった教員1名をベストティーチャー(タイプB)として発表し、表彰する。また、副賞として(30,000円)を与える。

  • ベストティーチャーの選考は、役員会が学校からの資料を受け原案を作成する。

  • ベストティーチャーの発表は3月の「3年生を送る会」で、表彰は翌年度5月の「後援会定期総会」で行い、表彰の模様を「飛躍」6月号に掲載する。また、(1)で漏れた過去3年以内の再選者等の情報等も発表する。

付則 この規定は、2004年5月8日から施行する。
付則 この規定は、2008年5月10日から施行する。